こんにちは。かでのです。7月の株主優待シーズンがやってきました。
7月は3月・9月のような大型月と比べると銘柄数こそ少なめですが、その分「知る人ぞ知るお宝銘柄」が隠れているのが面白いところです。
今回は7月権利確定の全39銘柄を一通り確認し、僕の独断と偏見で「これは!」と思った銘柄を5つに絞りました。
この記事でわかること
- 全39銘柄の比較から見えた「長期保有向きのおすすめ5銘柄」
- 2026年7月の権利付最終日(7月29日)に向けた戦略
- 配当+優待の「総合利回り」で選ぶ考え方
なお、紹介している銘柄は僕の独断と偏見によるものです。特定銘柄の売買を推奨しているわけではありません。
投資の最終判断はご自身でお願いします。
※本記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。株価・配当利回り・優待内容は変更になる場合があります。投資の最終判断はご自身でお願いします。
2026年7月の株主優待・全体像と重要スケジュール
まずは必ず確認しておきたいスケジュールを整理します。
- 権利付最終日:2026年7月29日(水)
- 権利落ち日:2026年7月30日(木)
- 権利確定日:2026年7月31日(金)
7月29日(水)の取引終了時点で株を保有していれば、配当・優待ともに権利を獲得できます。
30日(木)に購入すると1年待ちになるので注意しましょう。
7月の特徴として、QUOカードの優待がやや多い点が挙げられます。
QUOカードはコンビニで使えるので、コンビニ利用の多い方は狙い目の月になるかもしれません。
また最近は「長期保有優遇」を設ける企業が増加しており、1年・3年以上保有しないと優待がもらえない、もしくは内容がグレードアップする銘柄が目立ちます。
そのため、長期保有できる銘柄という視点も必要になってくるかと思います。
全42銘柄から厳選!おすすめ5選
今月の選定基準は次の3点です。
- 配当利回り+優待利回りの「総合利回り」が高いこと
- 配当性向が極端に高すぎず、継続して配当を出せる体力があること
- 優待内容が生活に使いやすく、現金換算しやすいこと
この基準で全42銘柄を比較した結果、以下の5銘柄が「これは!」と感じた銘柄です。
1. ティーライフ(3172)|総合利回り約4.3%、配当利回りの高さが光る
- 証券コード: 3172
- 優待内容: 自社通販サイトで使える優待買物割引券(1,000円相当〜)
- 最低投資額: 約12万円(100株)
- 配当利回り: 約2.6%
- 配当性向: 約47%
- 優待利回り: 約1.72%
- 総合利回り: 約4.3%
お茶や健康食品の通販を展開するティーライフ。7月銘柄の中ではわりと配当利回りは高めです。
配当性向47%はやや高めですが、安定した収益基盤があり「毎年ちゃんと配当が出る安心感」があります。
優待の通販割引券も、自社サービスを使う方にとってはありがたい内容です。
ただ、直近で減配しているので、今後も減配する可能性はあります。
「お茶や健康食品に興味があって、11万円前後で高配当銘柄を探している」という方にはうってつけの銘柄です。
2. JMホールディングス(3539)|精肉ギフトがもらえる!長期保有専用の食品系優待
- 証券コード: 3539
- 優待内容: グループ商品券(1,000円相当〜)※長期保有(1年以上)の株主のみ
- 最低投資額: 約12万円(100株)
- 配当利回り: 約1.9%
- 配当性向: 約18.2%
- 優待利回り: 約1.3%
- 総合利回り: 約3.2%
精肉の卸・小売を展開するJMホールディングス。
7月は長期保有株主限定でグループ商品券(1,000円相当)がもらえます。
200株以上になると精肉関連商品(2,500円相当)、南魚沼産こしひかり 2kg、グループ商品券(2,500円相当)から1つ選べるようになり、保有株数が多くなればなるほど株主優待の商品レベルも上がるので、コツコツ買い増しする楽しみがあります。
注意点は「1年以上の継続保有が必要」な点。
今から買って来年7月にもらう、という計画的な保有が必要です。
また増配もしているので、配当金も徐々に増えるかもしれませんね!
3. バリューゴルフ(3931)|ゴルフ好きなら要注目!配当性向は目をつぶろう
- 証券コード: 3931
- 優待内容:デジタルギフト券10,000円相当
- 最低投資額: 約39万円(200株)
- 配当利回り: 約1.2%
- 配当性向: 約-568.1%
- 優待利回り: 約2.6%
- 総合利回り: 約3.8%
ゴルフレッスン事業を手がけるバリューゴルフ。
長期保有株主限定ながら、優待利回り2.6%・総合利回り3.8%超という水準は7月銘柄の中でもそこそこ高い銘柄です。
最低投資額が39万円はやや高めでネックです。
ちなみに500株以上、保有するとゴルフショップの割引券にアップします。
ゴルフが趣味の40代なら、検討しても良い銘柄です。
4. アクシージア(4936)|美容系の自社製品優待と配当のバランスが良い
- 証券コード: 4936
- 優待内容: 自社EC優待券(6,000円相当)
- 最低投資額: 約7万円(200株)
- 配当利回り: 約3.0%
- 配当性向: 約72.7%
- 優待利回り: 約9.0%
- 総合利回り: 約12.0%
美容・スキンケア商品の製造販売を手がけるアクシージア。
自社EC優待券6,000円相当の優待と配当を合わせると総合利回り約12.0%!
10万円台で買える7月銘柄の中ではかなり優秀です。
ただ、配当性向70%はかなり高めです。
優待でもらえる自社製品は品質が高いとの評判で、使う方にとっては実質的な還元率が高い銘柄だと言えます。
また、200株を1年以上保有すると、7,500円相当へ。3年以上だと9,000円相当へアップします!
奥さんがいる家庭や、自分でもスキンケアに関心がある方には「使えて、貯まる」銘柄として面白いと思います。
5. 稲葉製作所(3421)|図書カード優待と安定配当で地味に優秀な中堅メーカー
- 証券コード: 3421
- 優待内容: オリジナル図書カード(1,000円相当〜)
- 最低投資額: 約17万円(100株)
- 配当利回り: 約2.4%
- 配当性向: 約43.7%
- 優待利回り: 約0.5%
- 総合利回り: 約2.9%
オフィス家具・物置・ガレージの大手メーカー、稲葉製作所。
地味ですが配当性向43%という水準で、安定的な配当継続が期待できる優良メーカーです。
連続増配をしているので、今は配当利回りがやや低めですが、今後も配当利回りに期待が持てます。
総合利回りは約2.9%とやや低めですが、少し珍しい株主優待である図書カード(1,000円相当)もらえるのがポイント。
300株以上だと複数の地域特産品 3,000円相当へアップするのも長期投資に向いている銘柄です。
大きなリターンを狙うよりも、「安定して長く持てる銘柄を探している」方向けの堅実な1銘柄です。
【比較表】7月のおすすめ5銘柄をパッと見比較
※2026年6月時点の株価・情報をベースにしています。株価は変動するため、実際の投資前に最新情報をご確認ください。
| 銘柄名 | コード | 最低投資額 | 優待内容 | 配当利回り | 配当性向 | 総合利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ティーライフ | 3172 | 約12万円 | 通販割引券1,000円相当〜 | 2.6% | 47% | 4.3% |
| JMホールディングス | 3539 | 約12万円 | グループ商品券1,000円相当〜 | 1.9% | 18% | 3.2% |
| バリューゴルフ | 3931 | 約39万円 | デジタルギフト券10,000円相当 | 1.2% | -568.1% | 3.8% |
| アクシージア | 4936 | 約7万円 | 自社EC優待券6,000円相当 | 3.0% | 72% | 12.0% |
| 稲葉製作所 | 3421 | 約17万円 | 図書カード1,000円相当 | 2.4% | 43% | 2.9% |
失敗しないための「7月銘柄」の注意点
7月銘柄は3月・9月と比べて銘柄数が少ない分、人気銘柄への集中が起きやすいという特徴があります。
権利付最終日(7月29日)直前になると、人気銘柄の株価が急騰→権利落ちで急落、というパターンが毎年繰り返されます。
「優待をもらったのに株価下落で損をした」とならないように、以下の2点を意識してください。
①権利付最終日の直前に焦って買わない
人気銘柄は7月下旬にかけて株価が上がりやすいです。
余裕を持って6月〜7月上旬に仕込むか、長期保有を前提に「株価の水準」を優先して買うのがベターです。
②長期保有限定の優待は今から買っても来年以降が対象
今回紹介したJMホールディングスは「1年以上の継続保有」が条件です。
今月買っても優待は来年以降。それを理解した上で、長期保有前提で検討しましょう。
まとめ
2026年7月は銘柄数は少ないものの、ゴルフ・食品・美容・日用品と幅広いジャンルの優待が揃っています。
今月の個人的な注目は、総合利回り4.2%のティーライフ と、10万円台で買えてコスパが高いアクシージア の2銘柄です。
安定した配当と優待を長期でコツコツ積み上げる戦略が、40代からの資産形成には合っていると思っています。
権利付最終日は7月29日(水)。逃さずチェックしてみてください!
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