こんにちは。かでのです。
8月の株主優待シーズンがやってきました。
8月は毎年、株主優待投資家にとって「おいしい月」のひとつです。理由は単純で、2月・8月決算の小売・外食・家電量販店など生活密着型の人気企業が集中するから。
「日常生活で節約できる優待」という意味では、3月・9月に並ぶ充実ぶりです。
今月は全134銘柄をざっと確認し、僕の独断と偏見で「これは!」と思った5銘柄を紹介します。
この記事でわかること
- 全133銘柄から厳選した「生活実感で使えるおすすめ5銘柄」
- 2026年8月の権利付最終日(8月27日)に向けた失敗しないポイント
- 「配当+優待の総合利回り」で選ぶ考え方
なお、紹介している銘柄は僕の独断と偏見によるものです。特定銘柄の売買を推奨しているわけではなく、投資の最終判断はご自身でお願いします。
※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。
株価・配当利回り・優待内容は変更になる場合があります。投資の最終判断はご自身でお願いします。
2026年8月の株主優待・重要スケジュール
まず必ず確認しておくべき日程を整理します。
- 権利付最終日:2026年8月27日(木曜日)
- 権利落ち日:2026年8月28日(金曜日)
- 権利確定日:2026年8月31日(月曜日)
8月27日(木曜日)の取引終了時点で株を保有していれば、配当・優待ともに権利を取得できます。
8月28日(金曜日)に購入しても次の権利確定まで1年待ちになりますので要注意です。
8月の最大の特徴は「日常生活で使える優待」の宝庫であること。
スーパー・カラオケ・カフェ・カメラ量販店・写真館と、普段利用するお店の銘柄が揃います。
大型の3月・9月とは異なり「小粒でもキラリと光る銘柄」を見つける楽しさがあります。
全134銘柄から厳選!おすすめ5選
今月の選定基準は7月号と同じく次の3点です。
- 配当利回り+優待利回りの「総合利回り」が高いこと
- 配当性向が極端に高すぎず、継続的な配当が期待できること
- 優待内容が生活に直結し、使い勝手が良いこと
1. イオン(8267)|「買うたびにお金が戻ってくる」唯一無二の優待が魅力
- 証券コード: 8267
- 優待内容: イオンオーナーズカード(半期の買物金額の1〜7%をキャッシュバック)
- 最低投資額: 約14〜15万円(100株)
- 配当利回り: 1.09%
- 配当性向: 50.87%
- 優待利回り: 利用額により変動(多く利用するほど還元率大)
- 権利月: 2月・8月
8月の株主優待で「人気ナンバーワン」といえばイオンです。
優待の特徴は「保有すればするほど還元率が上がる仕組み」です。
100株保有で半期の買物金額の1%がキャッシュバック、300株で3%、9,000株で最大の7%になります。
さらに毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」と組み合わせると実質最大12%の割引になります。
2025年8月に株式が1→3分割されたことで、以前より少ない投資額(約14〜15万円)で優待が取得できるようになりました。
この拡充が2026年2月以降の優待にも引き続き適用されているため、今月が8月優待の取得チャンスです。
イオンをよく利用する家庭にとっては、まさに「使えば使うほどお得」な唯一無二の優待です。
我が家は残念ながらイオンは近場にないので、使う機会がありません。本当に残念!!!
こんな人におすすめ: イオン・マックスバリュ・イオンシネマをよく利用する人。
特に子育て中で食品・日用品の出費が多い家庭には効果絶大。
2. コメダホールディングス(3543)|年2回「コメカ」がもらえる。コーヒー好き40代に刺さる定番優待
- 証券コード: 3543
- 優待内容: プリペイドカード「KOMECA」チャージ(1,000円相当×年2回)
- 最低投資額: 約29〜30万円(100株)
- 配当利回り: 2.13%
- 配当性向: 42.25%
- 優待利回り: 0.67%
- 総合利回り: 2.8%
- 権利月: 2月・8月
コメダホールディングスは2月・8月の年2回権利確定で、KOMECAという電子マネー(1,000円相当)を年2回=計2,000円相当もらえます。
さらに、定時株主総会で議決権を行使した株主には、謝礼として7月ごろに500円相当が別途贈られます。つまり年間2,500円相当の還元になる計算です。
配当性向42%はやや高めですが、2026年2月期決算は売上収益が前年比21.6%増・営業利益が6.8%増の増収増益。
店舗数も1,150店舗を超えており、安定した成長軌道に乗っています。
総合利回りは2.8%と飛び抜けた数字ではありませんが、「コメダをよく使う」という実感があれば、優待の価値は数字以上に感じられます。
こんな人におすすめ: コメダ珈琲をよく利用する人。
週末に家族でモーニングに行くのが習慣になっている40代にはぴったり。
最低投資額がやや高めな点は要確認。
3. ビックカメラ(3048)|年間3,000円分の家電量販店割引券。長期保有で5,000円相当に拡充
- 証券コード: 3048
- 優待内容: ビックカメラ・ソフマップ・コジマで使える株主様お買物優待券(1,000円×3枚=年3,000円相当)
- 最低投資額: 約17〜18万円(100株)
- 配当利回り: 2.46%
- 配当性向: 40.16%
- 優待利回り: 1.66%
- 総合利回り: 4.12%
- 権利月: 2月・8月(年2回)
ビックカメラの優待は年2回(2月・8月)合計3,000円分の買物優待券がもらえます。
さらに長期保有すると優待がグレードアップし、1年以上で1,000円追加、2年以上でさらに1,000円追加で最大5,000円相当になります。
インターネット通販(ビックカメラ.com・楽天ビックなど)でも利用できるため、近くに実店舗がない人でも使えるのが強みです。
配当+優待の総合利回りは約4%。
実店舗・ネット問わず家電や日用品の購入で使いやすく、長期保有するほど恩恵が大きくなる設計は、コツコツ積み上げたい40代の投資スタイルに合っています。
こんな人におすすめ: 家電や日用品をビックカメラ・ソフマップ・コジマでよく購入する人。
「長期保有で優待がアップする」仕組みを活用したい方に向いている銘柄。
4. スタジオアリス(2305)|子育て中の40代に刺さる!子ども写真撮影券の優待
- 証券コード: 2305
- 優待内容: スタジオアリスで使える株主写真撮影券(1枚)
- 最低投資額: 19〜20万円(100株)
- 配当利回り: 2.57%
- 配当性向: 73.07%
- 優待利回り: 約3.5〜5%(写真撮影が1回無料になる価値を換算)
- 総合利回り: 約5〜7.5%(写真撮影を利用する場合)
- 権利月: 8月
スタジオアリスは子ども専用写真館「スタジオアリス」を展開する企業。
8月の権利確定で写真撮影券が1枚もらえます。
この撮影券1枚で「撮影料(通常:3,300円相当)が無料」になるため、利用する人にとっての実質的な優待利回りは相当高くなります。
七五三・お宮参り・誕生日などイベントのたびに利用する子育て家庭にとっては、年に一度の撮影が丸ごとお得になる計算です。
注意点は配当性向73%でかなり高めな点。
業績次第では減配リスクが他の銘柄より高いため、「優待目当て」に絞って割り切る必要があります。
我が家も子どもがいるので、個人的に気になっている銘柄のひとつです。
こんな人におすすめ: 子育て中で、七五三・誕生日・お宮参りなどの写真撮影をスタジオアリスで予定している人。
「撮影費用が無料になる」と考えると総合利回りは抜群。
5. コシダカホールディングス(2157)|カラオケ好きなら必見。少額から始められる生活系優待
- 証券コード: 2157
- 優待内容: 「カラオケまねきねこ」「まねきの湯」などグループ店舗で使える優待割引券(2,000円相当〜)
- 最低投資額: 約10万円(100株)
- 配当利回り: 2.75%
- 配当性向: 37.49%
- 優待利回り: 3.88%
- 総合利回り:6.63%
- 権利月: 8月
コシダカホールディングスは「カラオケまねきねこ」「ワンカラ」「まねきの湯」などを展開するサービス企業です。
8月の権利確定でグループ店舗で使える優待割引券(2,000円相当〜)がもらえます。
配当性向は37.49%と余裕のある水準で、安定した配当が期待できます。
最低投資額が約10万円と今回の5銘柄の中で最も手軽な点も見逃せません。
10万円程度で始められる総合利回り6.63%の銘柄は、8月銘柄の中でもコストパフォーマンスが高いと感じます。
カラオケや温浴施設をよく利用する方であれば、「ちょっとお得な割引券が毎年もらえる」感覚で長期保有できます。
こんな人におすすめ: カラオケや温泉施設をよく利用する人。
10万円程度の少額で始められる優待株を探している初心者にも向いている。
【比較表】8月のおすすめ5銘柄をパッと見比較
※2026年7月時点の情報をベースにしています。株価は変動するため、最新情報は購入前に必ず確認してください。
| 銘柄名 | コード | 最低投資額 | 優待内容 | 配当利回り | 配当性向 | 総合利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|
| イオン | 8267 | 約14〜15万円 | 買物キャッシュバック1〜3% | 1.09% | 50.87% | 利用額次第 |
| コメダHD | 3543 | 約29〜30万円 | KOMECA年2,000円相当 | 2.13% | 42.25% | 2.8% |
| ビックカメラ | 3048 | 約17〜18万円 | 買物券年3,000〜5,000円相当 | 2.46% | 40.16% | 4.12% |
| スタジオアリス | 2305 | 約19〜20万円 | 写真撮影券1枚(撮影料無料) | 2.57% | 73.07% | 約5〜7.5% |
| コシダカHD | 2157 | 約10万円 | 優待割引券2,000円相当〜 | 2.7% | 37.49% | 6.63% |
8月銘柄ならではの注意点3つ
①人気銘柄は権利付最終日の直前に株価が急騰しやすい
イオン・ビックカメラ・コメダHDはいずれも優待人気が高く、8月27日(木)に向けて株価が上がりやすい傾向があります。
焦って直前に買うと「高値掴み→権利落ちで大きく下落」というパターンにはまりがちです。
時間に余裕を持って、8月中旬まで目途に仕込むのがベターです。
②「社会試験直前」と優待の権利取得時期が重なる
社労士試験は8月24日(日)です。
権利付最終日(8月27日)は試験翌週。
社労士受験生は試験前後に慌てて銘柄を調べる余裕はないと思うので、今の時点でどの銘柄を買うか決めておくのが賢明です。
③配当性向の高い銘柄(スタジオアリス)は優待目当てで割り切る
スタジオアリスの配当性向73%は8月銘柄の中でも高め。
減配リスクを理解したうえで「撮影券の恩恵が受けられるうちに利用する」という前提で保有を検討しましょう。
まとめ
2026年8月は133銘柄と数が多い分、選択肢が豊富な月です。
生活密着型の優待が多いことが8月の最大の魅力。
「自分の日常の消費行動と組み合わせて得をする」という視点で選ぶと、総合利回り以上の価値が得られます。
今月の個人的な注目は、子育て家庭目線でスタジオアリス(写真撮影費が浮く)と、10万円以下で始められるコシダカHD(カラオケ好きなら総合利回り6.63%)の2銘柄です。
権利付最終日は8月27日(木曜日)です。
社労士試験(8月24日)の直後でバタバタするかもしれませんが、今のうちに方針を決めておきましょう!
関連記事:
【2026年7月】権利確定月の株主優待・高配当おすすめ5選|全銘柄を比較

コメント