41歳で長期優良の建売住宅を買う

住宅購入
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僕は1983年4月生まれ、東京ディズニーランドと同い年のオジサンです。
2025年1月、結婚して子どもも産まれるという年に建売住宅を35年ローンで購入しました。
これにより77歳近くまで現役で働かないといけなくなる、生涯現役労働コースが確定しました。
労働ってサイコーだぜ!

住宅購入は今回が初めてで、住宅事情には全く詳しくない素人ですが、
素人ながら建売住宅を購入した流れと妥協した点を紹介します。

マンションの修繕積立額がヤバそう

まず、マンションではなく戸建て住宅にした理由は、マンションの修繕積立額の見通しが立たなかったからです。

売り出しているマンションの修繕積立額は、原材料費に加えて入居者数によっても変わります。
人気エリアや交通の便が良ければ、将来にわたって入居者数の減少はしないかもしれませんが、それでも入居者が高齢化して子どもと一緒に暮らすために出ていったり、入居者が死亡し誰も相続せず、相続放棄をして空室になってしまうなど、自分以外の要因で修繕積立額が変更される可能性があり、それらを見通して購入する先見の明がないので、マンション購入はできませんでした。

というか、都内近郊のマンション価格がやべぇーっす。
2025年1月現在で、5,000万円からじゃないと家族で住める新築マンションがありません。

戸建ての場合も原材料費や工賃の上昇はすると思いますが、修繕に関しては自分の家のことだけ考えれば良いので、地道に積み立てていこうと思います。

修繕用に毎月15,000円くらいS&P500にぶち込むか(博打

良い土地がないので建売住宅

次に、注文住宅か建売住宅ですが、注文住宅の場合は気に入った土地が出るまで待つのと、40歳を過ぎてしまい、ローンが組めなくなるので建売住宅にしました。

本当は注文住宅の方が良かったのですが・・・。
いいですか?よく聞いてください。都内に土地はありません(暴論

正確には平均的なサラリーマンが買える土地はありません。
スーモで土地の検索をしてみてください。
都内の僻地でも100㎡の土地で最低でも2,500万円します。
ちょっと安い土地もありますが、よーく見てください。
日照が少なかったり、土地の形が変だったり、Googleマップのストリートビューで見るとゴミ屋敷みたいな家が近くにあったりします。

この土地にプラスして住宅価格が乗っかりますので、極小住宅でも3,000万円くらいはしちゃいます。

その点、建売住宅の場合は、既に建っており且つ、土地+住宅の価格なので比較的安く買えます。
なので、建売住宅の購入にしました。

40歳以上で注文住宅にするのは、平均以上の収入じゃないと難しいと思います。

建売住宅で妥協したところ

とは言え、建売住宅であっても妥協しなかったところと、妥協したところがあります。

妥協しなかったところ

  • 3LDK、建物の床面積は70㎡以上
  • 南向き、目の前に建物なし、公道4.5m以上
  • 1階はリビング
  • 長期優良住宅

妥協したところ

  • 駅から徒歩圏外(バスか自転車を使う)
  • 屋根のルーフィングがアスファルトルーフィング940だったこと

妥協しなかったところは、物件の状態です。
3LDKで70㎡以上の広々とした空間が欲しかったのと、南向きで陽当り良好な場所を探していました。

また、妻の防犯上の要望で1階はリビングで、2階が寝室。
長期優良住宅も外せませんでした。

逆に妥協というか、要望を叶えるためには必然的に妥協になるのが駅から徒歩圏外になってしまうところです。
要望を叶える物件は駅から徒歩圏内にあると言えばありますが、6,000万円オーバーなので僕の財力では不可でした。

今回購入した物件は駅から徒歩30分なので、ギリギリ徒歩でも行けなくはない距離ですが、まぁ徒歩は厳しいっすね。
バス・自転車だと10分くらいのところなので、通勤は駅までバスか自転車になります。

次に屋根のルーフィングですが、建築図面を確認するとアスファルトルーフィング940になっていました。
ルーフィングとはルーフィングシート(屋根下葺き材)のことで、このシートの上に瓦などの屋根材を置くので、ルーフィングが屋根を守る最後の砦となります。(ルーフィングシートとは「ヌリカエ」様参照

この砦がアスファルトルーフィング940という、最低ランクのもので建売住宅の場合は安価に仕上げるため940が使われるのは仕方がないですが、10年以内には必ず張り替えが必要になります。

まぁ注文住宅じゃないので、仕方がないっすね。と妥協した箇所です。

なので、10年後の補修工事の場合は、タイベック ルーフライナークラスのルーフィングに変えようと思っています。

利上げ時に買うが仕方なし

昨年から日銀が利上げをしてきており、今年も2回ほど利上げを予定しているようです。
変動金利でローンを組んでおりますが、日銀の利上げは上がっても1%前後。
店頭金利は1.5%くらいを見込んでおり、それ以上になっても返せない額ではないので仕方なしと思っています。

本当は2年くらい前に利上げしてほしかったんですけどねぇ。
そしたら、今頃、利下げ検討に入っていたと思うですけどねぇ。

また、30代の方であれば5年くらい利上げペースを見てから、購入しても良いかもしれません。
が、40代だと冒頭に書いたとおり、ローンを組める年数が少ないので40代で家を買う予定の方は、あまり時間がないです。

焦って決めるものでもないですが、時間は確実になくなっていくので、何かの妥協は必要かと思います。

今後は、住宅設備に関することを記事にしていこうと思います。

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