投資をしていてある程度勉強していると必ず出てくるリスク許容度。
リスク許容度を調べてみると、みずほ銀行さんはこのように説明しています。
リスク許容度とは?
みずほ銀行 リスク許容度を知っておこう
リスクとは収益(リターン)のブレのことですが、収益(リターン)がマイナスに振れてしまった場合、どれくらいまでならマイナスになっても受け入れることができるか、という度合いのことを「リスク許容度」といいます。
他の解説ページでもだいたい同じような説明がありますが、いまいちピンときません。
今回は、リスク許容度を客観的に調べる方法と主観的に調べる方法を紹介いたします。
Q1. 客観的にリスク許容度を調べるにはどうしたら良いか?
A1. Web上にあるリスク許容度テストを受けて調べることができます。
一般社団法人の全国金融協会にあるリスク許容度テストを受けることによって客観的にリスク許容度を調べることができます。
試しに僕も受けてみましたが、リスク許容度は68%と出ました。
診断の結果が正しいとすると、僕はけっこうリスク許容度高めになります。
この高めのリスク許容度だと、金融資産の4割程度までを上限として投資して良いかもというアドバイスが出ております。
しかし、現状のポートフォリオは金融資産の7割以上を株式投資しちゃってます笑
そのため、リスク許容度以上の投資を行っているんだなぁと客観的に知ることができます。
ただ、投資比率が4割って少なくないかなぁ。
リスク許容度と同じパーセンテージくらいまでは、投資をしても良い気がします。
Q2. 主観的にリスク許容度を調べるにはどうしたら良いか?
A2. iDeCoに投資できるかどうかで判断するのが良いかと思います。
僕がiDeCo推しというのもありますが、iDeCoは毎月最大23,000円、年間276,000円を最大65歳まで投資する制度になります。
この間、資金ロックされるのでそれができる、できないと思うところがご自身のリスク許容度になると僕は考えております。
各年代からのiDeCo投資が可能な額は次のとおりです。
年齢 | 投資期間 | 投資が可能な額 |
---|---|---|
20歳 | 45年 | 12,420,000円 |
25歳 | 40年 | 11,040,000円 |
30歳 | 35年 | 9,660,000円 |
35歳 | 30年 | 8,280,000円 |
40歳 | 25年 | 6,900,000円 |
45歳 | 20年 | 5,520,000円 |
50歳 | 15年 | 4,140,000円 |
55歳 | 10年 | 2,760,000円 |
例えば、現在僕は40歳なので今からiDeCoを始めると、総額で690万円が資金ロックされることになります。
690万円も資金ロックされるだなんて、正気の沙汰じゃねーぜぇ!!
と思ったのであれば、690万円という投資額が潜在的に怖い・資金ロックされたくないと思っているということになるので、これがリスク許容度となります。
そのため全資産のうち投資に回す金額は690万円以下にすると、最適な投資額になると言えます。
僕は35歳からiDeCoを始めたので828万円が資金ロックされることになりますが、特に躊躇することがないので、僕のリスク許容度の金額は828万円以上なのかもな、と自分の感覚的に思うことができます。
また、iDeCoじゃなくて新NISAで調べても良いのでは?と思うかもしれませんが、新NISAは資金ロックされないので、潜在的な意識が見つかりにくいためiDeCoで検証するのが良いでしょう。
まとめ
リスク許容度は一般社団法人全国金融協会のリスク許容度テストで客観的にリスク許容度を見た後に、iDeCoに投資できるか、否かで主観的に投資額を決めることができます。
リスク許容度は事前に分かることがなかなか難しいので、今回の客観と主観でおおよそのリスク許容度を見つけてみてください。
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