2026年3月。いよいよ年度末を迎えました。
新NISAが始まってからは28ヶ月、そして旧NISAから積立を始めてからは5年以上が経過しました。
この時期、SNSやニュースでは「新年度に向けて一度利益を確定させよう」といった声や、逆に「暴落が来るから売れ」という不安を煽る情報が飛び交います。
「せっかく増えた利益が減る前に、一度売ったほうがいいのか?」 「でも、持ち続けたほうが将来のためになるのか?」
そんな悩みに対する答えを、5年間の実データとともに公開します。
2026年3月の新NISA実績:5年間の積立結果
まずは、3月の運用結果です。
- 累計評価額: 7,100,922円
- 評価損益: +2,418,794円(前月比-20.35%

新NISA開始からの28ヶ月間のうち直近10カ月はずっとプラスでしたが、3月末はイラク戦争の影響で初の前月比-20%、-49万円になりました。
これまで最大のマイナスは2025年2月の-24万円でしたが、今回は倍以上のマイナスです。
トランプめぇ~。

このマイナス局面で考えることは、「今、売るべきか、持ち続けるべきか?」というものです。
結論は「1円も売らずに持ち続ける(ガチホ)」です。
なぜなら、NISAの最大の武器は「複利で運用した利益が非課税になる点」です。
そのため、一度売却してしまえば、将来そのお金がさらに生み出すはずだった利益を自ら捨ててしまうことになります。
5年続けてわかったのは、「相場を予測して動く」より「何があってもこれまでのことを続ける」と評価損益+240万円になった、という事実です。
【比較】オルカン vs S&P500。2025年度(4月〜3月)に勝ったのはどっち?
1月の記事では「暦年(1月〜12月)」の比較をしましたが、今回は「2025年度(2025年4月〜2026年3月)」のパフォーマンスを比較してみました。
| 銘柄 | 2025年度騰落率 | 特徴 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | +31.22% | 米国以外の成長も取り込み、安定感抜群 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | +29.16% | ハイテク株の牽引により、爆発力を発揮 |
この1年間を振り返ると、オルカンの方が優勢でした。
ただ、この差は約2%。誤差みたいなもんと片付けてもいいですが、僕はオルカン推しです。
理由は20年以上の超長期投資をする際、1つの国に集中するのは危険です。
オルカンは6割アメリカ企業への投資となっていますが、残り4割は別の国へ投資しています。
アメリカ集中投資より利益額は減りますが、リスクを分散できますので、この機会に乗り換えてもいいかもしれません。
4月からの「新年度戦略」:設定変更は必要か?
4月から新生活が始まり家計を見直す時期ですが、新NISAの設定変更については、「一切変えない」という戦略をとります。
- 銘柄変更: しません。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)とeMAXIS Slim 新興国株式を継続。
- 積立額: 変えません(※家計に余裕があるなら増額はアリ)。
- 売却: 20年以上先まで予定なし。
僕は既にオルカンを買っているのでこのまま続けますが、上に書いた通りS&Pを買っている人は、この機会に乗り換えてみるのもいいかもしれません。
これまではアメリカ一択で良かったですが、トランプが出てきてからカントリーリスクが出てきました。
どうせ将来のことはわからないので、わからないなら分散をしておくのが良いと思います。
まとめ:28ヶ月続けて見えた「投資信託で失敗しない唯一のルール」
新NISA開始から28ヶ月、そして5年の投資経験を経て、僕が行き着いた「唯一のルール」は極めてシンプルです。
「分散投資ができていれば、コツコツそれを続けること」
年度末に資産額を見て一喜一憂するのは良いでしょう。
でも、そこで売買ボタンを押してはいけません。
これまで積み上げてきたのは、目先の小さな利益のためではなく、将来の大きな安心のためのはずです。
4月からも、私たちは淡々と、まるで呼吸をするように積立を続けていきましょう。
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