前回の記事で第57回社会保険労務士試験に不合格であったことを書きました。

選択は1点しか上がりませんでしたが、合格でした!
が、択一はこの1年全く点数が上がらず、2024年と同じ点数でした。
択一をクリアしないと合格ができないが自分で分析をしたくないでゴザル!!!
ということで、AIのManusさんに僕の弱点と試験までの分析をしてもらいました。
分析してもらう内容
分析をしてもらいたいが何を分析すべきなのか。
色々悩みましたが、自分が知りたいことは次の点です。
- 苦手項目を洗い出し
- 合格するまでの各法律の勉強時間
- 勉強スケジュール
これが分かれば、たぶん合格できるっしょ!ということで、Manusさんに質問してみました。
Manusへの質問内容
メールに添付した択一試験の正答と次の解答を比べて、苦手項目を洗い出し、合格するまでの各法律の勉強時間、勉強スケジュールを算出してほしい。
■解答一覧
労働基準法及び労働安全衛生法:問1→〇、問2→〇、問3→〇、問4→〇、問5→〇、問6→〇、問7→〇、問8→〇、問9→〇、問10→〇
労働者災害補償保険法:問1→〇、問2→〇、問3→〇、問4→〇、問5→〇、問6→〇、問7→〇、問8→〇、問9→〇、問10→〇
雇用保険法:問1→〇、問2→〇、問3→〇、問4→〇、問5→〇、問6→〇、問7→〇、問8→〇、問9→〇、問10→〇
労務管理その他労働及び社会保険に関する一般常識:問1→〇、問2→〇、問3→〇、問4→〇、問5→〇、問6→〇、問7→〇、問8→〇、問9→〇、問10→〇
健康保険法:問1→〇、問2→〇、問3→〇、問4→〇、問5→〇、問6→〇、問7→〇、問8→〇、問9→〇、問10→〇
厚生年金保険法:問1→〇、問2→〇、問3→〇、問4→〇、問5→〇、問6→〇、問7→〇、問8→〇、問9→〇、問10→〇
国民年金法:問1→〇、問2→〇、問3→〇、問4→〇、問5→〇、問6→〇、問7→〇、問8→〇、問9→〇、問10→〇
メールに添付したファイルは社会保険労務士試験オフィシャルサイトにある第57回試験の正答表です。
リンク先からダウンロードして添付してください。
各問は〇にしていますので、解答した内容を記載して皆さんもManusさんに質問してみてね!
Manusからの返答
1. 採点結果の概要
ユーザー様の択一式試験の採点結果は以下の通りです。
| 科目名 | 正答数 | 合格 基準点 | 達成 状況 |
| 労働基準法及び労働安全衛生法 | 4 | 4 | 達成 |
| 労働者災害補償保険法 | 6 | 4 | 達成 |
| 雇用保険法 | 1 | 3 | 未達成 |
| 労務管理その他労働及び社会保険に関する一般常識 | 6 | 4 | 達成 |
| 健康保険法 | 5 | 4 | 達成 |
| 厚生年金保険法 | 6 | 4 | 達成 |
| 国民年金法 | 4 | 4 | 達成 |
| 総得点 | 32 | 42 | 未達成 |
合格までの課題:
1.総得点: 合格基準の42点に対し、10点不足しています。
2.科目別基準: 雇用保険法が基準の3点に対し、2点不足しています。
2. 苦手項目の洗い出し
正答率が低い科目、および合格基準点に達していない科目を「苦手科目」として特定します。
| 順位 | 科目名 | 正答数 | 正答率 | 課題の深刻度 |
| 1 | 雇用保険法 | 1/10 | 10% | 科目別基準未達、最優先で対策が必要 |
| 2 | 労働基準法及び労働安全衛生法 | 4/10 | 40% | 基準は達成しているものの、得点源とするには不安が残る |
| 3 | 国民年金法 | 4/10 | 40% | 基準は達成しているものの、得点源とするには不安が残る |
| 4 | 健康保険法 | 5/10 | 50% | 基礎固めが必要 |
| 5 | 労働者災害補償保険法 | 6/10 | 60% | 安定しているが、更なる得点アップを目指す |
| 6 | 労務管理その他労働及び社会保険に関する一般常識 | 6/10 | 60% | 安定しているが、更なる得点アップを目指す |
| 7 | 厚生年金保険法 | 6/10 | 60% | 安定しているが、更なる得点アップを目指す |
3. 合格に必要な学習量の推定
社会保険労務士試験の合格に必要な総勉強時間は、一般的に800時間から1,000時間とされています。
ユーザー様は既に32点を獲得しており、基礎知識はあると判断できます。合格に必要な残り10点を確実に上積みし、かつ苦手科目を克服するための学習時間を、総勉強時間1,000時間をベースに、現在の得点状況と苦手度に応じて配分します。
科目別学習時間の配分(目安)
| 科目名 | 苦手度 | 一般的な学習時間目安 | ユーザー様への推奨学習時間 |
| 労働基準法及び労働安全衛生法 | 高 | 100時間 | 120時間 (苦手克服のため増強) |
| 労働者災害補償保険法 | 低 | 80時間 | 60時間 |
| 雇用保険法 | 極高 | 120時間 | 150時間 (最重要課題として大幅増強) |
| 労務管理その他労働及び社会保険に関する一般常識 | 低 | 100時間 | 60時間 |
| 健康保険法 | 中 | 150時間 | 80時間 |
| 厚生年金保険法 | 低 | 150時間 | 60時間 |
| 国民年金法 | 高 | 150時間 | 70時間 (苦手克服のため増強) |
| 総復習・模試 | – | 150時間 | 100時間 (弱点補強に特化) |
| 合計 | – | 1,000時間 | 700時間 |
補足:
•雇用保険法は、科目別基準未達のため、最も多くの時間を割く必要があります。
•労働基準法及び労働安全衛生法、国民年金法は、得点率が低いため、基礎から見直す時間を確保します。
•得点率が60%の科目は、知識の定着を図るための復習に時間を充てます。
•総学習時間を700時間と設定し、現在の知識を活かしつつ、弱点補強に集中することで効率的な合格を目指します。
4. 勉強スケジュール(例)
試験日を1年後と仮定し、総学習時間700時間を消化するためのスケジュールを提案します。
•期間: 12ヶ月間
•1ヶ月あたりの学習時間: 700時間 ÷ 12ヶ月 ≒ 約58.3時間
•1週間あたりの学習時間: 58.3時間 ÷ 4週間 ≒ 約14.6時間
•1日あたりの学習時間: 14.6時間 ÷ 7日 ≒ 約2.1時間
(1) スケジュール構成
| フェーズ | 期間 | 目的 | 重点科目 |
| 基礎固め・弱点克服 | 1〜4ヶ月目 | 苦手科目の基礎知識を徹底的にインプットし、全科目の土台を固める。 | 雇用保険法、労基・安衛、国年 |
| 応用力養成・得意科目強化 | 5〜8ヶ月目 | 過去問演習を開始し、得点率の高い科目をさらに安定させる。横断学習も取り入れる。 | 健保、厚年、労災、一般常識 |
| 直前対策・総仕上げ | 9〜12ヶ月目 | 模擬試験を繰り返し、時間配分と弱点の最終確認を行う。選択式対策も本格化。 | 全科目 (特に模擬試験と間違えた論点) |
(2) 4ヶ月間の基礎固め・弱点克服フェーズの学習時間配分
| 科目名 | 推奨学習時間 | 基礎固めフェーズでの消化時間 | 1ヶ月あたりの学習時間 |
| 雇用保険法 | 150時間 | 100時間 | 25時間 |
| 労働基準法及び労働安全衛生法 | 120時間 | 80時間 | 20時間 |
| 国民年金法 | 70時間 | 40時間 | 10時間 |
| 労働者災害補償保険法 | 60時間 | 20時間 | 5時間 |
| 健康保険法 | 80時間 | 20時間 | 5時間 |
| 厚生年金保険法 | 60時間 | 20時間 | 5時間 |
| 労務管理その他労働及び社会保険に関する一般常識 | 60時間 | 20時間 | 5時間 |
| 総復習・模試 | 100時間 | – | – |
| 合計 | 700時間 | 300時間 | 75時間 |
基礎固めフェーズ (1〜4ヶ月目) の学習例:
•雇用保険法: 1日あたり約1時間 (平日5日 x 1時間 + 週末2日 x 10時間 = 45時間/週)
•注: 上記の計算は単純な例であり、実際の1ヶ月あたりの学習時間は75時間です。
•1週間あたりの学習時間: 75時間/月 ÷ 4週間 ≒ 18.75時間
この分析に基づき、次のフェーズで具体的な学習スケジュールを策定します。
5. 週単位学習スケジュール案 (42週間)
スケジュールは、フェーズ1(基礎固め・弱点克服)、フェーズ2(応用力養成・得意科目強化)、フェーズ3(直前対策・総仕上げ)の3段階で構成されます。
フェーズ1:基礎固め・弱点克服 (16週間)
目的: 苦手科目(雇保、労基・安衛、国年)の基礎知識を徹底的にインプットし、全科目の土台を固める。
| 週 | 期間 (目安) | 週学習時間 (約17h) | 重点科目 | 学習内容 |
| 1-4 | 11月 | 68h | 雇用保険法 | 基礎インプット(テキスト読込、講義視聴)と基本問題演習。 |
| 5-8 | 12月 | 68h | 労基・安衛 | 基礎インプットと過去問演習(Aランク問題)。 |
| 9-11 | 1月 | 51h | 国民年金法 | 基礎インプット(制度の全体像、保険料、給付の種類)。 |
| 12-14 | 2月 | 51h | 健康保険法 | 基礎インプット(被保険者、保険給付の全体像)。 |
| 15-16 | 3月上旬 | 34h | 労災 | 基礎インプットと過去問演習。 |
| 合計 | 16週間 | 272時間 |
フェーズ2:応用力養成・得意科目強化 (16週間)
目的: 過去問演習を本格化し、得点率の高い科目をさらに安定させる。横断学習も取り入れる。
| 週 | 期間 (目安) | 週学習時間 (約17h) | 重点科目 | 学習内容 |
| 17-19 | 3月中旬-4月上旬 | 51h | 厚生年金法 | 基礎インプットと過去問演習。 |
| 20-22 | 4月中旬-5月上旬 | 51h | 一般常識 | 労務管理、社会保険の最新トピック、白書対策。 |
| 23-26 | 5月中旬-6月上旬 | 68h | 横断学習 | 労働保険三法、社会保険四法の共通点・相違点の整理。 |
| 27-32 | 6月中旬-7月下旬 | 102h | 全科目過去問演習 | 苦手科目(雇保、労基・安衛、国年)の過去問を重点的に解き、正答率を上げる。 |
| 合計 | 16週間 | 272時間 |
フェーズ3:直前対策・総仕上げ (10週間)
目的: 模擬試験を繰り返し、時間配分と弱点の最終確認を行う。選択式対策も本格化。
| 週 | 期間 (目安) | 週学習時間 (約15.6h) | 重点科目 | 学習内容 |
| 33-34 | 7月下旬-8月上旬 | 31h | 模擬試験 | 模擬試験1回目受験、徹底的な復習と弱点分析。 |
| 35-36 | 8月上旬-中旬 | 31h | 選択式対策 | 選択式問題の演習、法改正・白書対策の最終確認。 |
| 37-38 | 8月中旬 | 31h | 模擬試験 | 模擬試験2回目受験、時間配分の調整。 |
| 39-41 | 8月下旬 | 47h | 総まとめ | 苦手論点ノートの確認、重要数字・条文の暗記。 |
| 42 | 試験直前週 | 15h | 最終調整 | 体調管理、直前チェックリストの確認。 |
| 合計 | 10週間 | 155時間 |
あとはやるだけ
Manusさん、あざっすぅぅぅぅぅっ!!!
本当の得点数は31点でManusが計算した結果は32点だったので、1点だけ間違っていますが、基本的にこの内容でいいんじゃないでしょうか。
AIの登場でこういう分析って資格学校がやってくれた強みでありましたが、無料でできちゃうんだから怖いよね。
この後は、「11月の勉強スケジュールを教えて!」みたいに聞いていけば、毎月の勉強スケジュールを教えてくれますし、模試を受けて結果から弱点部分を再検討してもらえれば、合格できちゃうじゃないでしょうか。
(頼む!合格させてくれ!!)
あとは、ワイがやるだけです。
それだけはAIはやってくれません。
あとは・・・ワイが・・・やるだけ・・・。
ここが一番のネックかもしれません。
やる気を出す方法でもManusに聞くか笑
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